ウィルクハーンが移動させることのできるテーブルやチェアを使って、多目的にオフィス空間を使うソリューションを提唱しはじめたのは、1990年代半ばのこと。この『Dynamic office(動的なオフィス)』の中心的プロダクトであるフォールディングテーブルTimetable/ Timetable Shiftは、発売から現在に至るまで、四半世紀以上もの間生産が続くロングセラーです。天板をはね上げ、キャスターで移動してコンパクトに収納できるという、シンプルだけれど利便性の高いアナログの機能に、電動の昇降機能を加えたのがTimetable Liftです。ミーティングテーブルとして、作業台として、またはワークデスクとしても、シッティング/スタンディング両方のスタイルに対応でき、オフィスで求められる用途のほとんどを、1つのテーブルでカバーすることができます。
天板裏にはフェルトカバーの下に、モーターとバッテリーが配されています。バッテリーが充電状態であれば、電源につながずに上下昇降機能を使用することができます(一度のフル充電で約40回昇降可能)。電源の有無を問わずどこでも使用でき、また、移動のたびにコンセントを抜き差しし、ケーブルをまとめる不便もありません。
※画像下のネットカバーは旧仕様です。
Timetable Liftは天板を水平にした状態だけでなく、はね上げて垂直にした状態でも、天板が上下動します。一般的にスタンディングデスク/テーブルに適した天板の高さは1000-1100mm程度とされていますが、Timetable Liftの昇降幅は730-1350mmに設定されています。目線の高さまで垂直状態の天板を上昇させることで、今まで天板をはね上げてしまうと用途がなかったホールディングテーブルに、プロジェクションスクリーンとしての新たな役割を与えています。また、615/10, 615/11 は表面材に特殊なメラミン化粧板を採用しており、ホワイトボード/マグネットボードとしても使用可能です。
ホワイトボードとして使用できるのは615/10と615/11の2モデルです。615/10の表面材は一般的なメラミン化粧板に近いマットな質感で、オールマイティにご使用いただけます。615/11はエナメルに近い光沢のある質感で、ホワイトボードとしての用途を主とした使用に最適です。
615/10, 615/11にはマーカーとマグネット、クリーナー用品がロゴ入りのバックにセットされたキットが1台につき1個付属します。フェルト製のオーガナイザーバッグは、アンダーフレームに吊るすことができます。
(キットのセット内容は画像と一部異なります)
操作ボタンは天板と一体化した洗練されたデザイン。作業時にボタンが邪魔で集中力が削がれる心配はありません。