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デザイン
1907年に椅子工房としてスタートしたウィルクハーンにとって、椅子張地の縫製技術は長い時間をかけ、研鑽を重ねてきた大切な財産です。また1980年代以降は、接着剤の使用を減らし、製品が寿命を迎えた後も分解してリサイクルしやすいサステナブルな方法として、より積極的に製造工程に縫製を取り入れてきました。Graph Iconic editionのレザーアプホルスタリーには、最もシンプルで、だからこそごまかしのきかない、高い技術と注意力が問われる直線のトップステッチで、図像モチーフの永遠の定番であるダイヤモンド柄があしらわれています。現在のウィルクハーンを代表するプロダクトの1つであるGraphのアニバーサリー・エディションにふさわしい、象徴的なディテールです。