The backgronud

トリメンション(三次元シンクロメカニズム)がなぜ必要か (1)

ドイツの医療保険組合DAKによるレポート(2018)によると、労働者の病欠理由の第1位は筋骨格系の疾患で、さらにそのうちの約75%が、腰痛であるという報告がなされています。
腰痛は、身体を酷使することによって起こると思いがちですが、実は腰痛の80%は、筋肉への刺激不足、つまり身体を動かさなかったことに起因すると言われています。

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トリメンション(三次元シンクロメカニズム)がなぜ必要か (2)

現在、身体を動かさない時間を減らすため注目されているのが、着座時の自然な身体の動きです。従来ではマナー違反とされた姿勢や動きですら、最新の人間工学では推奨されています。
姿勢自体は、背筋を伸ばしていても、脚を組んでもあぐらをかいても、どんなものでも問題ありません。重要なのは姿勢を頻繁に変え、身体を動かし、代謝を向上させることです。

Functions

トリメンション -三次元シンクロメカニズム-

ATの背座一体型のシートシェルは、座面前部裏側と、ベース部分から立ち上がるベアラー先端の、2つの回転支持点によって支えらています。ちょうどハンモックのように、ユーザーの身体の動きにつれてシートシェルが傾くことによって、人間の立体的で複雑な動きに付き従うかのような、滑らかな背もたれと座面の動きが生み出されます。

Functions

オート・ウェイト・アジャストメント (1)

フリーアドレス、ホットデスキング、コワーキングスペース…現在主流のワークスタイルでは、体格もさまざまな不特定多数のユーザーが、ひとつのワーキングチェアをかわるがわる使用します。誰が座っても瞬時に最適な座り心地を提供することができるオート・ウェイト・アジャストメント(自動体重感知)機能は、現在最も重宝される機能の一つと言えるでしょう。

Functions

オート・ウェイト・アジャストメント (2)

座面の高さを調節するだけで、ユーザーの体格に最適なかたさのリクライニングを提供するこの機能は、ウィルクハーンでは1991年発売のPictoチェアに初めて搭載されました。Picto開発時は、使用するパーツを極限まで減らすエコロジー思想に基づき開発された機構でしたが、30年の時を経て、より改良を加えられ進化したメカニズムとなって、ATに搭載されました。

Features

ホワイトシェル

シートシェルは定番のブラックと、清潔感あふれるホワイトの2色展開です。フレーム・ベース・アームレストもホワイトカラーをチョイスすることができ、明るく軽やかなカラースキームを、オフィスシーンで実現することができます。

Features

エレベートタイプ

通常タイプ(SH400~510㎜)より、10㎝座面が高く上がるエレベートタイプ(SH420~610㎜)は、上下昇降タイプのデスクに合わせるのに最適です。頻繁に立ち上がったり座ったり姿勢を変えて身体を動かす機会を損なわないよう、標準タイプではオプションの前傾チルト機能が、エレベートタイプでは標準装備されています。